ゴミ収集員の仕事内容や給料についてまとめ
ゴミ収集員の仕事は、名前の通りごみを集める仕事です。しかしながら中身を紐解いていくと、細やかな気遣いが必要な仕事だということがわかります。ゴミ収集員の仕事は、大体朝8時頃から始まります。朝礼を実施し、その日の仕事の流れを確認することから始まります。まずは収集車の車両点検です。一般車で行う点検に加えて、ゴミをきちんと巻き込めるかどうかなど、回転盤他特殊車両ならではの点検も欠かさず実施します。異常がなければ9時ごろに収集業務に向かいます。
収集コースはあらかじめ決められているので、決められたコースを回るだけです。コースによっては200か所前後の集積所を回ることもあるので、収集もテンポの良さが求められます。特に可燃ごみの日は分量も多く、1度で全部の集積所のごみを持ち帰ることは難しい状況です。満杯になったら一度清掃工場へゴミの搬入をしに戻ります。また収集時は最も神経を使う時で、きちんとゴミが分別されているかどうかを確認しながら収集をしなければいけません。例えば可燃ごみの中にスプレー缶や使い捨てライターなどが混載されていると、火災の原因になり非常に危険です。清掃工場では収集車の計量をしたあとに搬入口に向かいます。休憩なども取りながら、17時前後に業務終了するのが通常の流れですが、ゴミの分量などによって多少遅くなることもあります。業務終了後は車両の洗車を毎日実施します。車両のメンテナンスや明日の仕事の準備などをしたら帰宅する、という流れになります。
気になるゴミ収集員の給料ですが、正職員で約330万円です。しかし経験やスキルなどで金額に幅があり、場合によっては年収600万円近くもらっている人もいます。アルバイトやパートの時給は1000円前後が全国的な平均値になります。